高校生の広報活動に「デジタルマーケティングのスキル」を寄付します
【お知らせ】 2024.12.19
みなさま、こんにちは。
markeTransの代表を務める関谷です。
この度、私が理事を務める一般社団法人Japan Education Lab(代表:古谷龍二)と共催し、高校生による学校広報活動を支援する取り組みを始めます。上級ウェブ解析士、上級SNSマネージャー、ブランド・マネージャーの資格を持つ私が、実際のビジネスの現場で培ってきたデジタルマーケティングの知識やスキルを「寄付」という形で、高校生たちにお届けしようと考えています。
「スキルの寄付」ってなに?
この取り組みは、株式会社アールイーデザイン様が取り組んでいる「デザインの寄付」活動に刺激を受け、「私にも何かできることはないか」という想いからスタートしました。
マーケティング戦略、目標設定、データ活用といったビジネス現場の知識やノウハウを、高校生でも分かりやすく噛み砕き、一緒に考え、伴走する形で支援していきます。
具体的な活動内容
1. 戦略立案のサポート
マーケティングの基本となる「情報を誰に、何を、どうやって届けるのか」を一緒に考えます。
- フレームワーク例:AB3C分析、FABE分析
高校生の皆さんが主体的に戦略を組み立てられるよう、分かりやすく導きます。
2. 目標設定・管理のサポート
目標設定や評価手法のレクチャー、定期的な振り返りを実施。
- フレームワーク例:KPIツリー、ジャーニマップによるKPI管理、KPT法
WebサイトやSNSを活用する場合は、実際のデータ解析にもチャレンジし、データの読み解きやレポーティングなど実践的な取り組みを行っていきます。
スケジュールイメージ
2025年3月 キックオフ(戦略の検討開始)
2025年4月 戦略・戦術の決定(方針の決定)
2025年5-6月 実行フェーズ
2025年7月 リフレクション(振り返りと改善案の検討)
2025年9-11月 実行フェーズ
2025年12月 リフレクション(振り返りと改善案の検討)
2026年1月 実行フェーズ(最終)
2026年2-3月 総括
活動はオンライン(Zoom・Google Meet)を基本としますが、学期ごとの対面支援も検討しています。また、随時チャットやメールでの相談対応もいたします。
なお、限られたリソースの中での活動となるため、対象は最大3校までとさせていただきます。
なぜこの活動を始めるのか?
地方の高校にお邪魔した際、高校生たちが学校広報活動をしていることを知りました。情報が限られた地域で、自分たちの学校の魅力を伝えようと試行錯誤している姿に心を動かされたのです。
しかし、実際には「”とりあえず”SNSに投稿する」ような活動が多く、せっかく活動しているのにもったいないなという思いも生じました。広報活動というこれ以上ないテーマを持ちながら活動するなら、PBL(Project Based Learning)として取り組めると良いと考えています。
「マーケティング思考」は、これからの社会で大きな武器になります。
高校時代にこの思考を学んだ生徒たちが、未来の企業や地域で活躍してくれたら。
その結果、間接的に社会全体がより豊かになる…そんな未来を描いて、この活動を始めてみようと思います。
弊社は「中小企業にマーケティング思考をインストールする」をミッションに掲げています。私1人ではマーケティング思考を届けられる企業数は限られてきますが、学校広報というPBLを通して、マーケティング思考を学んだ生徒たちがその輪を広げてくれるのではないかという期待も持っています。
寄付の対象について
以下の要件に該当する学校を対象とします。
・生徒主体で広報活動を行っていること(部活動・委員会・有志は問いません)
・継続的な活動であること
・オンラインでの活動ができること(ZoomまたはGoogleMeetでの活動および、メールやチャットを通した質問・相談を想定しています。生徒との連絡は先生を交えてのやりとりを想定しています。連絡手段については要相談)
・弊社ウェブサイトに事例掲載が可能であること(必須ではありませんが、承諾いただける学校を優先いたします)
ご興味を持っていただけた学校は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
対象校が3校を超える場合は、内容を精査のうえ、決定させていただきます。
※交通費などのご支援をいただける場合は大変助かります(必須ではありません)。
※調査やWebサイト制作等、活動にかかる実費は学校負担となりますのでご了承ください。
(必須の活動ではないので、生徒の主体的な行動次第になります。「学校から承認を得て予算をもらう」という経験自体も良い学びになると考えています)
最後に
この活動は私1人の力では小さな一歩に過ぎません。しかし、その一歩が未来の大きな変化につながることを信じています。
少しでも興味・関心をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
(こんな条件だと難しいかなぁ…なども相談に応じますので、本当に気兼ねなくご連絡くださいね)
生徒の皆さんと一緒に学び合い、成長していけることを楽しみにしています。
本プレスリリースについてのお問い合わせ先:markeTrans 代表:関谷匠
共催:一般社団法人 Japan Education Lab(代表:古谷龍二)
https://japan-education-lab.com/