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アクセス解析からWebサイトの役割を再設計。セッション数約34%増、目的ページへの流入も拡大

【実績紹介】 2026.09.03

一般社団法人 埼玉県建築士事務所協会 Webサイトリニューアル・運用支援

一般社団法人 埼玉県建築士事務所協会様のWebサイト(https://saijikyo.or.jp/)について、アクセス解析、マーケティング戦略の策定、KPI設計、情報設計、Webサイトリニューアル、公開後の運用・改善まで継続して支援しています。

今回のプロジェクトで重視したのは、単に「古くなったWebサイトを新しくする」ことではありません。

埼玉県建築士事務所協会のWebサイトには、建築士事務所登録や年次業務報告、法定講習、入会案内といった建築士事務所向けの情報だけでなく、一般の方に向けた建築相談、ホームインスペクション、建築士事務所検索など、多岐にわたる情報が掲載されています。

それぞれのページを利用するユーザーの属性も、Webサイトを訪れる目的も大きく異なります。

そこでリニューアルに着手する前に、まずアクセスデータを分析し、

  • 誰がWebサイトを訪れているのか
  • どこから訪れているのか
  • 何を探しているのか
  • 目的の情報までスムーズに到達できているのか
  • Webサイトを協会の活動や新しい接点づくりにどう活用できるのか

というところから整理しました。

その分析をもとにWebサイトの役割そのものを見直し、サイト構造、コンテンツ、SEO、導線を再設計しています。

本プロジェクトは、2024年に行った現状分析を起点に、改善方針の策定、サイト構成、デザイン、実装と段階的に進めた中長期のプロジェクトです。

そのため効果測定では、プロジェクト開始時に現状把握の基準とした2024年7月〜9月と、リニューアル公開後の利用状況を確認する2026年6月〜8月を比較しています。

その結果、月平均セッション数は2,587から3,454へ約34%増加。プロジェクト開始時に設定した「セッション数20%増」というKPIを上回る結果となりました。

ただし、今回の成果としてより重要なのは、アクセス数の増加だけではありません。

「ユーザーがWebサイトをどう使うようになったか」

という点にも、大きな変化が見られました。

リニューアル前の課題|情報は豊富。しかし、目的の情報にたどり着きにくい

リニューアル前の分析では、月平均セッション数は2,587、総ユーザー数は1,617でした。

主要な流入経路はOrganic Search(自然検索)でしたが、検索クエリを確認すると、協会名を含む指名検索が中心でした。

つまり、「埼玉県建築士事務所協会をすでに知っている人」が、何らかの明確な用事を持ってアクセスするケースが多い状態でした。

一方で、

「建築士事務所を探したい」
「建築について相談したい」
「事務所登録の方法を知りたい」

といった、ユーザー自身の課題やニーズを起点とした検索からWebサイトに出会ってもらう余地はまだ大きいと判断しました。

SEOの基本となるページタイトルやmeta情報にも改善余地があり、Referralなど検索以外の流入経路も限定的でした。

つまり、Webサイトの中に有益な情報は存在していても、その情報を必要としている人に十分届けられていないことが最初の課題でした。

「PVが多い=良いサイト」とは限らない

もうひとつ注目したのが、1セッションあたりのページビューです。

リニューアル前は、平均で3.80ページ/セッション

一見すると、「ユーザーがサイト内をよく回遊している良い状態」と評価できそうな数字です。

しかし、ページ構造や流入・離脱ページ、ヒートマップなどを合わせて分析すると、別の可能性が見えてきました。

本当に興味を持って多くのページを見ているのではなく、

「必要な情報がどこにあるのか分からず、複数のページを行き来しているのではないか」

という仮説です。

旧サイトでは、トップページ以外の多くのコンテンツが同じような階層に並び、ページの分類やメニュー構造も、ユーザーの目的を起点として設計されたものではありませんでした。

建築士事務所登録をしたい人、年次業務報告について調べたい人、建築士を探している一般ユーザー、協会への入会を検討している人。

それぞれ全く異なる目的を持っているにもかかわらず、同じ情報群の中から目的のページを探す必要がありました。

情報そのものは豊富なのに、「誰のための、何のための情報なのか」が整理されていない。

私たちはこの状態を、必要な情報は揃っているものの、それらが整理されずに並んだ「情報掲示板」のような状態だと捉えました。

そこで、単純にページのデザインを見やすくするのではなく、情報そのものの分類とサイト構造から見直す必要があると判断しました。

多く利用されるページが、そのまま「出口」になっていた

ページ単位の分析で特に注目したのが、「建築士事務所登録」です。

建築士事務所の開設や更新などに必要な情報を掲載しているため、旧サイトでも非常に多く利用されていました。

ところが、アクセスが多い一方で、そのページがサイトからの出口にもなっていました。

ユーザー行動としては、

「事務所登録について調べる」→「必要な情報を確認する」→「サイトを離れる」

という状態です。

事務手続きのWebサイトとして見れば、それだけでも役割は果たしています。

しかし、建築士事務所登録のために訪れているユーザーは、埼玉県内で事務所を運営している、あるいはこれから開設する建築士でもあります。

協会にとっては非常に重要な接点です。

そこで、

  • 協会ではどのような活動をしているのか
  • 加入するとどのようなメリットがあるのか
  • どのような情報やネットワークを得られるのか

といった情報にも自然に触れてもらえるよう、ページ間の関係や導線を見直しました。

Webサイトを単なる「手続きの場所」ではなく、協会と建築士事務所との接点として機能させることも、今回の重要な改善テーマです。

改善方針|「情報を並べるサイト」から「目的へ案内するサイト」へ

リニューアルでは、部分的なデザイン変更ではなく、サイト全体の情報構造を見直しました。

基本となった考え方は、「誰が使うのか」と「何をしたいのか」を起点に情報を分類することです。

Webサイトの主なユーザーを、

  • 一般ユーザー
  • 建築士事務所
  • 会員

に整理。

さらに、サイト全体のTOPとは別に、一般ユーザー向け・建築士事務所向けの入口を設けました。

一般ユーザーであれば、

  • 建築士事務所を探す
  • 建築について相談する
  • ホームインスペクションについて調べる
  • 耐震診断や耐震改修について調べる

といった目的があります。

一方、建築士事務所であれば、

  • 事務所登録を行う
  • 年次業務報告について調べる
  • 講習情報を探す
  • 協会について知る
  • 入会を検討する

といった目的があります。

これらを同じメニューの中に並べるのではなく、それぞれのユーザーが自分に関係する情報から目的のページへ進める構造へ再設計しました。

また、この構造はユーザビリティだけでなく、アクセス解析にもメリットがあります。

「一般ユーザー向けの情報を利用している人」と「建築士事務所向けの情報を利用している人」をある程度分けて捉えられるため、その後どちらのユーザーを増やすべきか、どのコンテンツを強化すべきかといった判断にもデータを活用しやすくなります。

SEOも「検索順位」ではなく「検索意図」から考える

SEOについても、単純に検索順位を上げることだけを目的にはしませんでした。

重要なのは、

「どのような疑問や目的を持った人に、この情報を届けたいのか」

という検索意図です。

例えば、

  • 「埼玉 建築士 相談」
  • 「建築士事務所登録」
  • 「ホームインスペクション 埼玉」
  • 「建築士 協会 メリット」

といった検索には、それぞれ異なる目的があります。

検索結果からTOPページへアクセスし、その後にWebサイト内で目的の情報を探してもらうのではなく、

検索 → 目的に対応したページへ直接アクセス → 必要な情報を確認する

という、できるだけ短い導線を作ることを意識しました。

ページタイトルやmeta情報、URL、ページ階層などSEOの基本設計を見直すとともに、それぞれのページが「何について答えているページなのか」を明確にしています。

SEO対策も、アクセスを増やすためだけの施策ではありません。

検索したユーザーを、その検索意図に最も近い情報へ案内することもUXの一部だと考えています。

改修結果|プロジェクト開始時と比較して月平均セッション数は約34%増加

今回の効果測定では、プロジェクト開始時にアクセス解析を行った2024年7月〜9月をベースラインとし、リニューアル公開後の2026年6月〜8月の月平均データと比較しました。

公開までに改善方針の策定、サイト構成、デザイン、実装などを段階的に進めているため、2つの期間には約2年の間隔があります。

そのため、これは前年同期比較や同条件でのA/Bテストではありません。

プロジェクト開始時に把握した課題に対して、現在のWebサイトの利用状況がどのように変化したのかを確認するための比較として評価しています。

指標改修前3か月平均改修後3か月平均変化
セッション数2,5873,454約34%増
総ユーザー数1,6172,118約31%増
新規ユーザー数1,3321,890約42%増
ページビュー9,6967,421約23%減
PV/セッション3.802.15約43%減
エンゲージメント率62.6%60.8%おおむね同水準
平均セッション時間約317秒約310秒おおむね同水準

月平均セッション数は2,587から3,454へ増加し、約34%増となりました。

プロジェクト開始時にKPIとして設定した「セッション数20%増」を上回る結果です。

総ユーザー数も約31%増、新規ユーザー数は約42%増加しています。

つまり、アクセス増は同じユーザーが何度も訪問したことだけによるものではなく、Webサイトを訪れる人そのものが増えていることが分かります。

一方で、ページビュー数は減少しました。

この「アクセスは増えたのにPVは減った」という一見矛盾した変化が、今回のリニューアル効果を考える上で重要なポイントです。

PVは約23%減少。1セッションあたりの閲覧ページ数は約43%減少

PV/セッションは、

3.80 → 2.15

となり、約43%減少しました。

一般的なアクセスレポートだけを見れば、

「回遊性が低下した」
「以前よりページを見てもらえなくなった」

と評価することもできます。

しかし同時に、

  • セッション数は約34%増加
  • 総ユーザー数は約31%増加
  • エンゲージメント率はおおむね同水準
  • 平均セッション時間もおおむね同水準

という変化が起きています。

つまり、

Webサイトに来る人は増えた。
一度の訪問で見るページ数は減った。
それでもサイトへの関与度や滞在時間は大きく変わっていない。

という状態です。

もしPV/セッションの低下が、単純に「Webサイトへの興味が薄れ、すぐに離脱するようになった」ことによるものであれば、エンゲージメント率や平均セッション時間にも大きな低下が現れることが考えられます。

しかし実際には、これらの指標はおおむね同水準を維持しています。

さらに、後述する「建築士事務所登録」のように、改善対象としていた主要ページでは、流入数やエンゲージメント率、閲覧時間の改善も確認できています。

これらを合わせて考えると、リニューアル前に立てた、

「目的の情報を探すために複数ページを行き来しているのではないか」

という仮説と整合する変化だと捉えています。

もちろん、PV/セッションの低下だけをもって「すべてのユーザーが迷わなくなった」と断定することはできません。

しかし、今回のWebサイトの目的はPVを増やすことではなく、必要な人が必要な情報へたどり着き、それぞれの目的を達成することです。

その意味では、PVという量だけではなく、ユーザーが目的達成までに必要とするページ数や、そのページでどのように行動したかまで含めて評価する必要があります。

改善優先度が高かった「建築士事務所登録」は流入・閲覧ともに改善

リニューアル前の分析で、特に改善優先度を高く設定した「建築士事務所登録」ページにも明確な変化が見られました。

このページを入口としたセッションは、

963 → 1,455

となり、約51%増加。

ランディングページとしてのエンゲージメント率も、

64.4% → 75.5%

へ約11ポイント上昇しています。

さらにページ全体の閲覧状況を見ると、ページビューは、

3,113 → 4,077

へ約31%増加。

1PVあたりのエンゲージメント時間も、

約42秒 → 約53秒

へ伸びています。

単にアクセスされる回数が増えただけではなく、実際にページ内の情報を確認する行動にも変化が見られました。

アクセス解析によって改善対象を特定し、情報整理やページ構成を見直し、その後のデータでも変化を確認できたという意味で、今回の改善を象徴するページのひとつです。

「建築士事務所を探す」が一般ユーザーの新しい入口に

一般ユーザー向けコンテンツとして重視した「建築士事務所を探す」ページも、大きく成長しました。

このページを入口としたセッション数は、

126 → 787

となり、約6.2倍に増加しています。

さらに、改修後3か月のGoogle Search Consoleでは、このページが、

検索結果への表示:23,398回
クリック:360回

を獲得しています。

検索クエリにも、

  • 「ホームインスペクション 埼玉」
  • 「建築士事務所登録」
  • 「建築士事務所」
  • 「埼玉県 設計事務所」
  • 「建築士事務所 年次報告」

など、協会名を含まないものが確認できています。

つまり、埼玉県建築士事務所協会をすでに知っている人だけではなく、

「建築士事務所を探したい」
「登録について調べたい」
「住宅について相談できる専門家を探したい」

といったニーズから、Webサイトに出会う接点が生まれています。

Webサイトを、協会から情報を発信するだけの場所ではなく、一般ユーザーと建築士事務所をつなぐプラットフォームとして機能させることも、今回のリニューアルで目指した方向性のひとつです。

なお、リニューアル前のGoogle Search Consoleについては現在閲覧権限がないため、検索表示回数や検索クエリの前後比較は行っていません。

そのため、「SEOによって検索流入が○%改善した」といった断定はせず、改修後に実際に確認できている検索状況と、GA4で確認できる流入の変化をもとに評価しています。

検索だけに依存しない流入へ。Referralは約2.2倍

流入経路にも変化が見られました。

3か月間のチャネル別セッション数を比較すると、Organic Searchは、

5,683 → 6,390

となり、約12%増加。

Referralは、

173 → 374

となり、約116%増、約2.2倍となりました。

リニューアル前は自然検索への依存度が高く、外部サイトなどからのReferralが少ないことも課題のひとつでした。

改修後はOrganic Search自体も増えていますが、それ以外の入口も広がっています。

Directについても、

1,826 → 3,285

と大きく増加しています。

ただし、GA4のDirectにはURLの直接入力やブックマークだけではなく、参照元を判別できないアクセスも含まれるため、「認知度が約80%向上した」というような単純な評価はしていません。

重要なのは、今回のセッション増加が特定のひとつのチャネルだけで発生しているのではなく、Webサイトへの入口そのものが複線化していることです。

新しい流入経路として「AI Assistant」から82セッション

改修後のアクセスデータでは、Organic Search、Direct、Referral、Organic Socialなどに加え、「AI Assistant」という新しい流入経路も確認されています。

改修後3か月では、

セッション数:82
ユーザー数:45
新規ユーザー数:41
エンゲージメントセッション:40

を記録しました。

Webサイト全体に占める割合はまだ大きくありません。

しかし、従来の「Googleなどの検索エンジンで検索し、検索結果からWebサイトを選ぶ」という行動とは異なる経路から、実際にユーザーがWebサイトへ流入し始めていることは注目すべき変化です。

ChatGPTをはじめとする生成AIを情報探索に利用する機会が広がる中、SEOだけでなく、AIO(AI Optimization)や生成AI経由での情報の発見性を意識する企業も増えています。

今回の82セッションについて、「AIO施策を行った結果」と因果関係まで断定することはできません。

一方、今回のリニューアルでは、

  • ページごとのテーマを明確にする
  • ユーザーの目的ごとに情報を分類する
  • ページタイトルやmeta情報を整理する
  • ページ階層を整理する
  • 具体的なユーザーの疑問に答えるページを用意する
  • 専門的な情報をWebページとして蓄積する

といった改善を行っています。

これらはSEOの基本であると同時に、情報のテーマや文脈を明確にするという点で、生成AIから参照・発見されるための基盤にも通じるものだと考えています。

SEOとAIOを完全に別々の施策として捉えるのではなく、

「誰の、どのような疑問に答えている情報なのかを明確にする」

というWebサイト設計の基本が、検索エンジンにも生成AIにも情報を発見してもらうための土台になります。

AI Assistantからの流入については、まだ新しいチャネルでもあるため、今後も継続して推移を確認していきます。

Webサイトリニューアルは、公開した日が完成日ではない

Webサイトは現在も調整と改善を続けています。

今回のリニューアルでは、旧サイトに存在していたすべてのページを、そのまま新サイトへ移行したわけではありません。

情報を精査した結果、意図的に公開対象から外したページもあります。

また、関係者から削除依頼を受けたコンテンツについては、削除対応が完了しているかを関係者間で確認しながら整理を進めているものもあります。

そのため、公開後に旧URLへのアクセスが確認された場合も、

「新しいページへリダイレクトすべきなのか」
「意図通り削除されたページなのか」
「別の情報へ誘導した方がよいのか」

を確認しながら順次対応しています。

リニューアル直後だからこそ見えてくる利用状況もあります。

アクセス解析を継続することで、

  • 想定以上に利用されているページ
  • 想定していなかった入口
  • 新しい検索ニーズ
  • 旧URLへのアクセス
  • AI Assistantなど新しい流入経路

といった、公開前には確認できなかったユーザー行動が見えてきます。

課題が発見された場合は、都度修正を行いながら改善を続けています。

Webサイトリニューアルは、公開日がゴールなのではなく、実際のユーザーデータを取得しながら改善できる状態になるスタート地点でもあります。

「アクセスが増えた」で終わらせず、なぜ数字が変わったのかを考える

今回の効果測定では、プロジェクト開始時との比較で月平均セッション数が約34%増加しました。

これだけを取り上げれば、

「リニューアルによってアクセスが増えました」

というシンプルな事例にもできます。

しかし、アクセス解析で重要なのは、数字の大小だけではありません。

なぜ増えたのか。
なぜ減ったのか。
その変化はユーザーにとって良いことなのか。
事業や組織の目的にどうつながっているのか。

まで考える必要があります。

例えば今回、ページビューは減少しています。

しかし、アクセスするユーザーが増え、エンゲージメント率や平均セッション時間が大きく低下していないこと、改善対象としていたページへの流入や閲覧状況が改善していることまで合わせて考えると、単純に「PVが減ったから悪化した」と評価することはできません。

同じように、Directが増えたからといって「認知度が上がった」と即断することも、AI Assistantから流入が発生したからといって「AIOが成功した」と判断することもありません。

ひとつの指標だけで結論を出すのではなく、複数のデータを組み合わせ、実際のユーザー行動やWebサイトの目的と照らし合わせて評価します。

数字を見ることと、数字を解釈することは別の仕事です。

Webサイトの目的に合わせて評価指標を設定し、その数字が意味するユーザー行動を考えることが、アクセス解析では重要だと考えています。

デザインを変える前に、「なぜ変えるのか」を考える

今回のプロジェクトでは、最初から「Webサイトをリニューアルすること」を目的にはしていません。

まずアクセス解析を行い、

  • 誰が訪れているのか
  • どこから訪れているのか
  • 何を求めているのか
  • どこで迷っているのか
  • Webサイトからどのような行動につなげたいのか

を整理しました。

さらに、ユーザーの行動を、

認知 → 理解 → 検討 → 入会

という段階に整理し、それぞれで必要な情報や評価指標を設計。

そのうえで、サイト構造、SEO、コンテンツ、CTA、ページ間の導線を再設計しました。

そして、Webサイト公開後は再びアクセスデータを取得し、当初立てた仮説と実際のユーザー行動を比較しています。

つまり、

分析 → 課題設定 → 仮説 → 設計 → 実行 → 効果測定 → 改善

までをひとつのプロセスとして考えています。

Webサイト改善で重要なのは、「何を作るか」の前に、「何を改善したいのか」を明確にすることです。

アクセス数やPVも、それ自体が目的ではありません。

その数字の先にいるユーザーが、何を求め、どのように行動したのか。そして、その行動を事業や組織の成果へどうつなげていくのか。

markeTransでは、Webサイトを単なる制作物ではなく、マーケティングを実行し、データを蓄積しながら改善していく仕組みとして捉え、企画・制作・運用を支援しています。


プロジェクト概要

クライアント
一般社団法人 埼玉県建築士事務所協会 https://saijikyo.or.jp/

プロジェクト
Webサイトリニューアル・運用支援

プロジェクトの流れ
2024年:アクセス解析・課題整理・改善方針策定
2024年〜2026年:サイト構成・情報設計・デザイン・実装
2026年:Webサイト公開・アクセス解析・継続改善

支援内容
アクセス解析/3C分析/マーケティング戦略策定/KPI設計/Webサイト企画/情報設計/SEO設計/コンテンツ設計/Webサイトリニューアル/公開後のアクセス解析・改善支援

効果測定期間
ベースライン:2024年7月〜9月
リニューアル公開後:2026年6月〜8月

主な成果

  • 月平均セッション数:約34%増
  • 月平均総ユーザー数:約31%増
  • 月平均新規ユーザー数:約42%増
  • KPI「セッション数20%増」を達成
  • 建築士事務所登録ページへのランディング:約51%増
  • 「建築士事務所を探す」ページへのランディング:約6.2倍
  • Referral:約2.2倍
  • AI Assistantから82セッションの新しい流入を確認
  • PV/セッション:3.80 → 2.15

※本事例では、プロジェクト開始時に現状分析を行った2024年7月〜9月をベースラインとし、リニューアル公開後の2026年6月〜8月と比較しています。公開までに改善方針の策定、情報設計、デザイン、実装を段階的に進めた中長期プロジェクトであるため、前年同期比較ではありません。また、季節要因や外部環境の違いもあることから、数値変化のすべてをWebサイトリニューアル単独の効果とはせず、流入経路やページ単位の利用状況など複数の指標を組み合わせて評価しています。


Webサイトの改善・アクセス解析について

「Webサイトをリニューアルしたい」というご相談でも、必ずしも最初からリニューアルが答えになるとは限りません。

デザインを変更する前に、まず現在のWebサイトがどのように利用されているのかを把握し、課題と目標を整理することが重要です。

その結果、サイト全体のリニューアルが必要な場合もあれば、コンテンツや導線、SEO、運用方法を改善することで解決できる場合もあります。

markeTransでは、アクセス解析からWebサイト戦略、情報設計、制作、公開後の効果測定・改善まで、一貫したWebマーケティング支援を行っています。

Webサイトのアクセスや成果に課題を感じている方は、お気軽にご相談ください。

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